転職に失敗しても諦めずに成功をつかむ方法

転職に失敗したけど怒濤の努力で逆転成功を収めた経験則

転職の目的を整理する

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もくじ

 

転職の目的を整理する目的

禅問答のような見出しですが、転職を考える際に一番大事なのは転職の目的を整理することです。目的が整理出来ていなければ、まず間違いなく転職に失敗します。

 

目的の整理が必要な理由は下記の通りです。

①自分の意志を明確にするため

最近はCMや電車などで転職の広告をよく見るようになりました。 そうすると転職が身近なものに思え気軽に選べる選択肢のひとつであるように思えてきます。

 

確かにリクルートなどの転職サービスに申し込めば転職は簡単にできてしまいますが、実は人生の転機になり得る重要なものです。

 

転職すると、これまでの実績や人脈、信頼関係を失うこともありますし、仕事のルールが違って苦しめられることもあります。中途半端な気持ちで転職すると「自分はなんのために転職したのだろう」と思うときが来ます。

 

②心の支えとして

転職はどんなものであれ、新しい環境に飛び込むことになります。そうすると必ず自分を奮い立たせて一歩前に進まなければならないときがあります。(初出社で緊張するとき、重たい会議、などなど) そんな時に、○○という目的で転職してきたという自分の意志は心の支えになります。

 

目的の整理に必要な要素

①やめたい理由とやりたいこと

転職したい理由はおおよそ今の職場に対する不満だと思います。嫌な人がいる。給与が安い。労働時間が長い。小さな不満まで含めると膨大になるので、辞めるに値する大きなものを探しましょう。

 

次に新しい会社でやりたいことを理解しましょう。今の会社を辞められれば、それで良いかというとそうではありません。新しい会社でやりたいことが無ければ、ただ漠然と働くだけになり些細なことでも不満に思いますし、辛いことを乗り越えることが出来ません。

 

今までやってきたことを継続してやりたいでも良いですし、新しいことにチャレンジしたいでも良いです。労働は1日のうちの大半を閉めます。その時間に何をするのか、どういった感情で過ごすのかといったことは非常に重要です。

 

”やめたい理由”と”やりたいこと”はどちらかだけが必要な訳ではなく、両方が必要になります。

 

②自己理解

”自分がやりたいこと”を探すためには、自己理解が必要です。

今まで自分がやってきたことの中で楽しいと思えたことや、自分の強みを認識することが大事です。

 

こういった類いのことはこれまでの経験を見返すと分かりそうなものですが、意外に考えてもあまり分かりません。むしろ自分のやりたいことってなんだろうと悩みながら、周りの人と話しをしたり自己啓発本や業界に関する書籍を読むことで考えが深まり自己理解が深まります。

 

自己理解は人によっては時間がかかることですが、とても大事なことです。時間をかけて取り組み、その結果をもって転職活動を始めるのが良いです。